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【読者不在の文章術】イケダハヤトさんの『武器としての書く技術 (中経出版)』を読んで。

【はじめに】

こんにちは、Kindlizedです。

本エントリーはイケダハヤトさんの『武器としての書く技術』を読んでの感想です。

ここ数日、文章術の本を片っ端から読んでみて、もっとも異色だったのがこの1冊。

もしあなたがブログの文章を「人を惹きつける」文体にしたいなら、この1冊が間違いなく役に立つと思います。

それは残念ながら、本書のタイトルである「文章術」によってではありません。

ブログをライティングする際の意気込みというか姿勢によってです。

本日は一気にハイライトを箇条書きして紹介したいと思います。

 

本日の1冊 

著者:イケダハヤト 略歴(wikiより)

著者ブログ

まだ仮想通貨持ってないの?

 

目次

  1. はじめに 新しい時代には新しい「書く技術」を
  2. 文章が残念な人の10の特徴
  3. 凡人の文章を最強の文章に変える10の魔法
  4. 月40万字描き続けるぼくの12の秘密
  5. ここまで公開していいのか?書いて月50万円稼ぐ法
  6. 書く技術はこんなに人生を豊かにする
  7. おわりに 書くだけで人生は変わる

 

本書ハイライト

なぜぼくがあえて「書く技術」の本をこのタイミングで書いたのか。それは、これからの時代を生き抜くにあたって、既存の文章術の本だけでは、対処しきれないと感じたからです。(中略)今までの本は、伝える人がいて、伝えることがあって、その上で、どう文章を書くのか、ということについて語っています。つまり「読者がいる」「伝えることがある」というのが前提としてあるわけです。目の前の椅子に座っている読者に対してどういう文章を提供すべきか、というわけです。
(今の)主戦場はウェブという大海原なのです。そのとき、目の前に読者はいません。自分で集めなければいけないのです。

ここがまず既存の文章術とは違いますね。届ける相手は想定されてないのです。

ウェブで文章を発表することは「ストリートライブ」に似ています。

ウェブを彷徨う人々の足を止めなくてはいけない、耳目を集めなくてはならない。そのためにはどのような文章術が必要とされるか、それがこの本のテーマです。

著者はこの時代の文章術に必要なものは4つあると言います。

書くことに関して、新時代に求められる力は4つあります。  まずは「スピード感」です。
2つ目は「コピー力」です。0・1秒で人の心をつかむコピー力が大切になってきます。
そして3つ目。「引きつけておく力」です。
最後は「リピートしてもらう力」です。つまり、固定客になってもらう力です。

本書はこのあと「残念な文章の特徴」を10挙げていきます。

そして、その逆に位置する文章、ネットの大海原で面白い文章の特徴を説明していきます。

抜粋します。

心からそう思うのなら、言い切っちゃいましょう。言い切れないようなことは、言う価値もありません。
自分の好きなテーマが広く知れ渡っているようなものなら、必要に応じてテーマをニッチ化した方がいいかもしれません。
タイトルに限らず、文章中にも混ぜておくと人目を引きやすいワードというものがあります。ちょっとあざといですが、スパイスとしてタイトルや本文に混ぜておくと効果的なので試してみてください。 ・コンプレックス系ワード  「教養のない人の〜」「頭が悪い人の〜」「なぜかモテない人の〜」  「残念な人の〜」「イタい人がよくやる〜」  「正しい〇〇の方法」「〇〇という愚行」  「英語が下手な人に共通する〜」「賢い人なら読んでおくべき〜」  「読んでおかないと恥をかく〜」「仕事ができない人の〜」  「一流の人に共通する」「○○業界人なら知っておきたい」

など続きます。

そして話は、著者のブログ筆記スタイルへと移っていきます

ブログ記事を仕上げるのに1~2時間かかってしまう、という人は、やはり長続きしにくい傾向があります。こういう人は、少し仕事が忙しくなっただけで、ブログを書く余裕がなくなってしまうからです。  ぼくは一つの記事の執筆時間の目安を15分以内にとどめています。
ぼくはかれこれ4年近くブログを書き続けていますが、いまだにスピードは向上しています。かなり調子がいいときは、1時間で8000字を書き上げることができるようになりました。当面の目標は時速10000字です。
ぼくは「今日一日の体験のなかで、ブログ記事にできそうなことは何だろう?」と、毎日自分に問いかけるようにしています。よくよく思い返してみると、意外と面白い切り口が見つかったりするんですよね。何の気になしにダウンロードしたアプリ、散歩をしていて見つけた新しいお店、上司や同僚のひとことが、すばらしいブログを生み出すきっかけになったりもします。
書き続けることのできる人は、容易にものごとを割り切ろうとしません。  一方で、書くことがなくなってしまう人は、ほとんど無思考に、さまざまなことを断定して満足してしまいます。そこには血がにじむような戦いはなく、ほとんど思い込みで断定します。 (中略)優れた物書きは、世の中の割り切れなさに延々と向き合い、自分なりの答えを見つけつつも、断定的に語ってしまう自分に違和感を抱き続ける人です。

このあたりは、さきほどの「言い切らなければ言う価値がない」という発言と、どういう折り合いが著者の中でついているのか聞いて見たいところです。

何かが話題になっているとき、「これについて自分だけが語れることはないか?」「わたしの知り合いで独自の観点で語れる人はいないか?」と考え、コンテンツを制作すると、アクセスを集める感覚がつかめるようになるでしょう。
今の時代、自分の存在を同業者に知らしめることは簡単です。彼らにとって役に立つ情報を発信するだけでいいのです。彼らは検索エンジンを通して、あなたの知識・存在にアクセスしてくれます。
ブログを書く効用のひとつは、「ほとんど無意識的に『和』を演出しようとしてしまう自分の存在」に気づけることです。
ブログで婉曲的な語法を使う人たちは、単に自分を守ろうとしているだけです。「和をもって尊しとなす」のは、「みんなのためを思って」ではなく「自分が叩かれたくないから」です。そこに気づかねばなりません。  本当にそう思うのなら、強く断定すればいいのです。自分を希薄化させることはありません。言葉を濁すのは、叩かれるのが怖いからです。個性を発揮するのを、恐れているからです。  会社や学校と違い、ブログでは、個性的であることが許され、さらには歓迎されます。ここでは空気を読む必要などありません。  ブログを書き、まずは自分が「すぐに賢者の皮をかぶろうとする、へっぴり腰の臆病者」であることに気づきましょう。そして、その臆病と戦い、希薄になった自分を取り戻していきましょう。これこそ、ブログを書く最大の目的です。

【あとがき】

本書では、著者のブログの集客具合や、読者登録数、売り上げなどかなりあけすけに書かれています。

出版時から幾分月日を経ていますので、現状とは違うかもしれませんが影響力のあるブロガーを目指す方、文章だけで食べていこうと思っている方にはとても参考になるんじゃないかと思います。

個人的には、ブログ執筆の道具が具体的に書かれているのが参考になりました。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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